1982-02-19 第96回国会 衆議院 予算委員会 第13号
その防衛の義務の行使に際しては、通常兵力であれ核兵力であれ日本を防衛するということでございまして、ちょっと私ここにテキストを持っておりませんが、三木・フォード共同声明の中でその点が確認されております。
その防衛の義務の行使に際しては、通常兵力であれ核兵力であれ日本を防衛するということでございまして、ちょっと私ここにテキストを持っておりませんが、三木・フォード共同声明の中でその点が確認されております。
なお、一九六九年十一月の佐藤・ニクソン共同声明第四項に示された「韓国の安全は日本自身の安全にとって緊要である」との見解は、その後一九七五年八月の三木・フォード共同声明で再確認され、さらに、本年三月の福田・カーター共同声明では、この趣旨が再々確認された上、加えて、米大統領は、在韓米地上軍の撤退に関しては、米国は韓国とまた日本とも協議の後に、朝鮮半島の平和を損なわぬ仕方でこれを進めていくと述べております
沖繩の復帰を前にして、一九六九年になされた佐藤・ニクソン共同声明、いわゆる韓国条項は、その後も田中・ニクソン共同声明から三木・フォード共同声明、そして福田・カーターの新韓国条項へと打ち固められているのであります。 沖繩は、いまや極東の最重要軍事拠点として、また日米韓一体化戦略の前進核攻撃拠点として、基地は強化の一途をたどってきたのではないでしょうか。
三木・フォード共同声明の韓国条項と今回の共同声明との間にかなり本質的な違いが出てきたということなのか。本質的には何ら変わっていないと理解してよいものでございますか。
○河上委員 そういたしますと、外務大臣の御理解では、三木・フォード共同声明のときの韓国条項と現時点においては変わっていない、しかし、これから将来の変化を織り込んで、それに対応するためにこういう表現になったのだとお考えになっているように、私どもの方で理解してよろしいわけでございますか。
七五年の三木・フォード共同声明では、その間にワンクッションを置いて、韓国の安全は朝鮮半島の安全にとって大事だ、そして朝鮮半島の安全は日本を含むアジアの安定にとって大事であるという、このワンクッション置いた共同声明になっておる。今回はどのような形にこの韓国条項がなるのでありましょうか。
佐藤・ニクソン共同声明あるいは三木・フォード共同声明というものは、そのときどきの両国の首脳が会談された後の共通の認識を表明されたものであると思いますし、その限りにおきまして、私は当然のことながら両国政府間の認識を表明したものとして尊重さるべきものであると考えております。現在でもそのように考えております。
過去におきまして、佐藤・ニクソン共同声明、また三木・フォード共同声明というものが積み重なってきておるわけでございまして、恐らく今度福田・カーター会談というものが行われるであろうと思いますが、その結果がどうなるかは、これはいまから申し上げるわけにいきませんが、そういった時々の変遷というものはあるだろう、しかし、基本的な関係とか根本的な考え方は尊重さるべきものだし、そう変わらないものであろうというふうに
つまり一九六九年の佐藤・ニクソン共同声明の韓国条項、三木・フォード共同声明のいわゆる新韓国条項、こうしたものを後ろからなぞっていかれるのか、それとも全然別個の新しい考え方でお話し合いをなさるのか、こうした問題について総理の御見解を承ります。
○渡部(一)委員 そうすると、いままでの韓国条項あるいは三木・フォード共同声明の新韓国条項等については、これをさわらずにそのまま維持する、こういう立場からお話し合いをなさるという意味でしょうか。
また、この点に関しましては昨年の八月の三木・フォード共同声明の際にもさらに明確に確認されております。したがいまして、アメリカが日本を防衛する義務を負っておるということは一点の疑いもないと思います。しかし、アメリカが日本を防衛する場合に、日本におる軍隊だけで防衛するわけではないわけでございまして、アメリカの全兵力を挙げて日本を防衛し、また日本を防衛する抑止力となっておるわけでございます。